研究開発体制SYSTEM

東洋アルミは1964年、八尾製造所に世界で最初のアルミ箔総合研究所を設立して以来、
アルミ箔、アルミペーストのトップメーカーとして積極的に研究開発を進めてきました。
また、昨今の科学技術・イノベーションを巡る環境変化に対応すべく、
2020年に大阪大学と共同研究講座を設立し、2021年に3ユニットからなる先端技術本部に
組織改編を行い、2023年には粉体技術研究ユニット/箔技術研究ユニットの各開発チームの
編成を改変いたしました。
新体制のもと、次世代市場を視野に入れた新製品・新技術の創出に注力します。

  • 粉体技術研究ユニット

    粉体の基礎/応用研究および新事業・新製品の創出を行います。
    エネルギー・電子部品・食品包装・工業材料・意匠性顔料など多岐にわたる分野の開発に取り組んでいます。
    当社保有の表面加工技術・各種機能性材料の基礎研究に取り組み、新分野への新たな参入と製品化を目指します。

  • 箔技術研究ユニット

    用途に応じたアルミ箔の合金開発及び表面処理技術を応用することで開発を行います。
    今後市場が拡大する電池・コンデンサ・電子回路分野においてお客様のニーズを取り入れ、当社独自の技術を応用した新製品の開発に取り組んでいます。
    また、テクニカルサービスとしてお客様および海外を含む東洋アルミグループ内の各種問題解決を支援する分析試験を行い、品質改善、新製品開発の迅速化に貢献します。

  • 研究開発支援ユニット

    東洋アルミグループの三位一体活動(開発・知財・営業)を通した技術戦略策定や管理運営、また知的財産権の保護・有効活用するための管理を行っています。さらに産官学の連携を推進し、社外との技術交流や国家プロジェクトへの参画支援を行うことで、新規開発・新分野への参入機会に繋げる活動も行っています。

公的研究費の管理体制について

東洋アルミグループは、文部科学省によって制定されたガイドラインに従った管理体制を構築しております。
公的資金を用いた研究費に関する不正行為に関しては、東洋アルミ相談窓口にてご連絡ください。