「海外」で活躍できる仕事がアル!太陽電池用バックシート製造設備を中国工場に導入

  • 自ら手を挙げて困難な課題に挑戦できる環境がアル!
  • 言葉の違いを越えて協働する仕事がアル!
  • 失敗をバネにプロジェクトの成功を導く達成感がアル!

太陽電池バックシートのライン増設 〜 失敗をバネに再挑戦して 〜

 肇慶東洋鋁業有限公司(以下、肇慶東洋)は、2007年4月にアルミペーストの製造販売会社として中国・広東省に設立された関係会社である。
 その後、中国・台湾の太陽光発電パネルメーカーの躍進を背景に、太陽電池用バックシート『トーヤルソーラー®』の需要が増大し、国内だけでなく肇慶東洋でも2009年から『トーヤルソーラー®』の製造を開始した。翠良昌が手がけたのは、2010年6月の3号・4号ラインの増設だ。
 導入する製造設備は、八尾製造所で稼動しているものと同様の韓国製のもの。八尾製造所の設備グループに所属する翠にとっては、いわば「場所が違うだけ」でたやすい任務のように思われた。
 しかし、この時の仕事ぶりを「自分でも情けなくなるくらいボロボロだった」と翠は振り返る。というのも彼は「自分の役割は運び込まれた機械を据え付けるだけ」と線引きし、全体像を把握しなかったためにトラブルが多発したからだ。
 日本で購入した付帯装置を輸出するのに通関で要する日数や協力工事会社が来るまでに取り寄せておくべき部品など、工事全体の流れを理解していなかったことが失敗の要因だった。

 そこで2010年12月に5号・6号ラインの増設の話が持ち上がった時、翠は「ぜひやらせてほしい」と自ら手を挙げ、翠は据付工事のメイン担当を務めた。
 「仕事に線引きはしない」と心に決め、日本から付帯装置の輸出をする際にも、装置メーカーと交渉しながら日程調整や輸出実務を手がけたのだった。

次へ
翠がライン増設を任されたのは、中国・広東省の工場。

翠がライン増設を任されたのは、中国・広東省の工場。

トーヤルソーラーは太陽光モジュールの寿命を飛躍的に延長