人を知る

現場とお客様の架け橋に!

加工営業 金 蕊
加工営業
箔事業本部 加工品営業ユニット
東日本第二チーム

金 蕊

社会学研究科社会学専攻修了
2018年入社

仕事をする上で意識しているのは「チームで協力し合って結果を出す」「多様性を尊重し、理解し合う」です。人によって価値観や考え方、物事の進め方が異なるということを理解し、お互いにとってより良い結果を導くことの大切さは、学生時代の研究、生徒会活動を通じて学び、現在の仕事に活かせています。

仕事内容

食品、医薬品向け包装材料の
営業を担当しています

取引先は食品メーカー、製薬メーカーなど、さまざま。食品分野ではカップ型のヨーグルト、プリン類、飲料の蓋材、医薬品分野ではシート状の薬の包装用アルミ箔を主に取り扱っています。

私が担当している商材は日常的に使う製品に関わるものが多いのですが、ひとつひとつ開発者たちの思いや努力を知ることで、私にとってもより身近で特別な製品になります。各製品に込められた思いをしっかり理解した上で、日々の商談に臨んでいます。包装は“物言わぬセールスマン”といわれます。包装材料を通じて、ものづくりに携わる人々の思いをしっかりと消費者に届け、喜んでいただけることや、暮らしに貢献できることにとても魅力を感じています。

また、仕事の幅が広いことも魅力の一つ。建築や宇宙、通信など、幅広い分野に関わるチャンスがあり、今後は新たな分野にも挑戦していきたいと考えています。

加工営業 金 蕊

1日のスケジュール

08:30
メールをチェックし、仕事の優先順位をつけて一日のスケジュールを確認します。
10:10
取引先に訪問し、案件について打ち合わせをします。最近はオンライン会議も積極的に活用しています。
13:00
担当取引先の業界に関する情報を収集。社内打ち合わせに参加し、営業、技術、生産管理など複数部署間で情報を共有します。
17:00
商談用プレゼン資料を作成します。
19:00
帰宅

印象に残っている出来事

協力会社、関連部署と協力し
成し遂げた新しいチャレンジ

担当取引先からの要望で、新製品の製造に携わりました。過去に類似品のない全く新しい製品だったのですが、発売日が先に決定しており、設計・開発工程の時間が限られた難しい案件でした。

まずは取引先の要望をしっかりと把握したうえで、協力会社や社内関連部署(技術担当、生産管理担当)への情報共有を徹底しました。社内の進捗確認をこまめに行い、必要に応じて製造現場を訪問し、現場に直接要望を伝えることで認識の齟齬が生じないよう常に進捗管理に努めた結果、取引先の期待に応えることができました。

このとき、関連部署のみなさんの努力を目の当たりにしたことで、その後の営業活動では、製品の性能だけではなく、生産チームの思いや努力なども紹介するようになりました。

今後の目標

将来の夢は大きく!
仕事を通じて世界に貢献したいと考えています

私が留学のために日本に来て実感したことは、メディアで発信される情報がいかに不確かなものであるか、実際に自分の目で見て、体験してみないと分からないことがたくさんあるということです。そのため、中国在住の家族や友達には私が体験して理解した日本の情報を伝えており、日本の友達や同僚、取引先には私が知識として持っている中国の情報を伝えています。まだまだ発信力は足りませんが、母国と日本の友好関係に少しでも貢献できたらと思っています。

仕事においては、現在は主に日本の取引先に当社製品を提供していますが、将来的には中国、さらには全世界に裾野を広げていきたいです。


加工営業 金 蕊

みなさんにメッセージ

就職活動中は何をするにも正解がわからず、不安でいっぱいだと思います。しかし行動しないことには始まりません。とにかく、さまざまな業界、企業を回り、自分の目で見て確認し、しっかりと理解した上で判断するということを心がけましょう。ゴールはもちろん内定をもらうことですが、その過程も大事です。

「君のバラが、君にとってかけがえのないものになったのは、君がバラのために費やした時間のためなんだ」(アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ著『星の王子さま』より)

楽しんで頑張ってください。