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納期はばっちり守ります!

生産管理 倉見 俊介
生産管理
箔事業本部 八尾製造所ユニット
生産管理・物流チーム ※取材当時

倉見 俊介

自然科学研究科物質生命工学専攻修了
2008年入社

学生時代は化学・生物専攻だったので化学系の研究職を志望していました。就職活動の対象業界を広げる中で、アルミ箔・ペーストメーカーでトップシェアを誇る東洋アルミを見つけました。面接で「アルミのことは入社してから勉強すればいい。アルミに+αできる人材が欲しい」と言われたことが入社の決め手です。

仕事内容

工場全体の生産を、営業部門の要望に応えながら管理しています

八尾製造所全体の生産管理を4人のメンバーで担っています。この部署のテーマは、営業部門のニーズに基づき繁忙・閑暇に応じて、フレキシブルな生産に対応することです。その中でも私は、電極箔の生産管理を手がけています。まだまだ覚えることがたくさんあり、アルミ箔製造の納期管理はもちろんのこと、製造工程、品質仕様、コスト意識の理解も必要です。

工場全体を管理する部署なので、さまざまな部署や現場オペレーターとの調整が欠かせません。難しい要求があった場合は、上工程から下工程までを調整するのが大変です。そんな時に大切なのが、コミュニケーションです。普段から連絡を密に取り合っていれば、相談もしやすく、当社としてのベストの回答を導き出すことができます。

学生時代は特定分野の研究一筋でしたが、当社ではものづくり全体の勉強ができます。自分の仕事の成果が、会社の利益につながっていると感じられるのは大きな魅力です。

生産管理 倉見 俊介

1日のスケジュール

08:00
出社
夜勤の現場オペレーターの進捗状況を確認します。
09:00
出荷手配、工程の段取り調整
当日出荷や緊急手配品の段取りを指示し、圧延工程・切断工程の段取り調整にあたります。
13:00
納期調整
昼食後は営業部門に納期を回答し、熱処理工程の段取りを指示してから、全体的な納期調整に多くの時間を割きます。

印象に残っている出来事

工程の調整・ルール作りを手がけ、在庫を削減、効率も大幅アップ!

八尾製造所の生産管理部に配属されて1年目に「工程内の仕掛(製造中の製品)在庫の削減、段取り時間の短縮」に取り組んだことが今も役に立っています。

当時、材料置き場にはさまざまな品種の仕掛品がいろいろな工程から搬入され、あふれかえっていました。そこで各工程間で調整し、緊急度の高い仕掛品から搬入するようルールを作ったところ、材料置き場が整理され、結果的に工程の段取り時間も短縮されました。

配属されたばかりで慣れない仕事でしたが、調整を続けていくうちに現場オペレーターとコミュニケーションを深めることができ、以降の仕事が進めやすくなりました。

今後の目標

技術と製造の両分野で活躍できる、マルチな人材を目指します

現在は、自分が担当できる製品を増やしていくのがテーマです。製品ごとに工程、品質仕様が異なるので覚えるのは大変ですが、常に学び続ける姿勢が大切だと思います。

そして現在の生産管理業務に精通した後は、生産技術や技術開発の仕事に携わってみたいと考えています。技術と製造の両方に精通したマルチな人間になるのが私の目標です。


生産管理 倉見 俊介

みなさんにメッセージ

就職活動が苦しいと感じる時もあるかもしれませんが、一人で考え込まずにみんなで協力して取り組んでみてはどうでしょうか?

一人だと思考が偏りがちですが、みんなの意見を聞く事で新たな発見がある事も多いです。一人では難しいことでも、みんなと協力して問題解決にあたる、これも社会人に必要なスキルだと思います。

共に高め合える仲間を作って就職活動をやり遂げれば、その経験と人脈は社会人になってからも大きな力になるでしょう。

共に高め合える仲間を作ろう!!