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「バイオミメティクス技術を活用したコンクリートの 価値向上技術アート型枠®」が 第46回 日本産業技術大賞 審査委員会特別賞を受賞

2017.04.06お知らせ

東洋アルミニウム(株)<社長 山本 博>は、「バイオミメティクス技術を活用したコンクリートの価値向上技術 アート型枠®」が、(株)日刊工業新聞社が主催する「第46回日本産業技術大賞※1」におきまして、審査委員会特別賞を受賞しましたのでお知らせします。受賞技術は、清水建設(株)<社長 井上 和幸>と共同で開発し、複数の建造物で既に採用されています。

アート型枠は、水を著しくはじく「蓮の葉」の表面機構を模したバイオミメティクス(生物模倣)技術(トーヤルロータス®※2)をコンクリートの型枠へ活用した世界で初めての技術です。本技術を活用することで、これまでに解決できなかったコンクリートの表面の気泡や色むらを抑制し、優れた品質のコンクリート構造物を提供できます。

4月5日(水)にホテルグランドパレスで贈賞式が行われ、審査委員会特別賞の表彰を受けました。


《参考》

※1日本産業技術大賞は、1972年(昭和47年)に創設された表彰制度です。その年に実用化された革新的な大型産業設備・構造物や、先端システム技術の開発、実用化で顕著な成果をあげた企業・グループを表彰し、産業界や社会の発展に貢献した成果をたたえるとともに、技術開発を奨励することを目的としています。

※2トーヤルロータス®は、東洋アルミニウム(株)が開発した国内外の乳業メーカーに多数採用されているヨーグルトが蓋裏に付着しづらい超撥水技術です。


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