24M technologies社との共同開発契約締結のお知らせ
当社および当社グループの東海東洋アルミ販売株式会社(代表取締役社長:青木正博、以下「TTH」)は、米国マサチューセッツ州に拠点を置く24M technologies社(CEO:太田直樹、以下「24M社」)との間で、次世代に向けた半固体リチウムイオン電池およびその部材の開発を進めることで合意し、共同開発契約を締結しましたのでお知らせいたします。
【内 容】
昨今のEV(Electric Vehicle)、ESS(Energy Storage System)、電子機器のモバイル化等に伴い、ますます電池の利用分野が広がり、高性能および高容量化、更に安全性が求められています。世界中で次世代電池の開発は進められていますが、市場では暫くリチウムイオン二次電池の独擅場となっています。その中でも24M社の開発した半固体リチウムイオン電池は、画期的な製造プロセスで低コスト、高エネルギー密度、安全性の点で非常に優れており、今後の発展が注目されています。この24M社の半固体リチウムイオン電池に、素材開発で培った当社独自技術により開発した材料を組み合わせることで新たな半固体リチウムイオン電池およびその部材の開発に取組みます。
TTHは東洋アルミグループの商社として、24M社および同社のライセンス先へ当社の開発材料を含めた電池部材の販売を行います。
【期 間】
共同開発期間は当初2020年4月から2年間、当社から24M社へ研究者を派遣することを予定しておりましたが、新型コロナウイルスの影響により遅延しており、本年10月頃からの開始を目指して準備しております。
【24M社の概要】
マサチューセッツ工科大学から発祥したベンチャー企業。現在市場で広く使用されているリチウムイオン電池の組成を見直すことで製造プロセスを簡略化し、コスト低減、安全性の向上を達成。
既に特許を取得しており、パイロットプラントを稼働させ、半固体リチウムイオン電池の実用化を提案している。
会社名 |
24M technologies,Inc. |
設 立 |
2010年 |
所在地 |
米国マサチューセッツ州ボストン |
資本金 |
1億6千万ドル |
代表者 |
太田直樹 |
従業員数 |
50名 |
事業内容 |
半固体リチウムイオン電池の研究・開発 |
・24M社企業ロゴ
・24M社ホームページ https://24-m.com/