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大阪大学に『東洋アルミニウム半導体共同研究講座』を設置 ― 低コスト半導体材料の研究人財育成に向けて ―

2020.09.01プレスリリース

当社は、国立大学法人大阪大学(本部:大阪府吹田市、総長:西尾 章治郎、以下「大阪大学」)内、大学院工学研究科に「東洋アルミニウム半導体共同研究講座」(以下、「共同研究講座」)を2020 9 1 日に開設しました。


【概 要】

共同研究講座では、大阪大学大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻・結晶成長工学領域 (藤原研究室)の結晶成長技術および評価技術と共にAl合金プロセスを発展させ、量産性のある技術によって低コストでシリコン基板上にSiGeおよびSiSn層を形成する技術開発を行います。

この技術により、SiGe / Siウェハのコストを大幅に低コスト化することができ、今後の太陽光発電および半導体アプリケーションへの展開を目指します。

また、大阪大学の産学連携の枠組みを通じて、相互の研究者の人財交流を図り、研究開発ネットワークを構築するとともに、半導体分野における学術の発展、技術課題の解決、および創造力豊かな人財育成への貢献を目指します。当社からはシニアスペシャリストのダムリン マルワン(Dhamrin Marwan)が特任教授(常勤)として大阪大学に出向いたします。


【共同研究講座について】

・名称:東洋アルミニウム半導体共同研究講座

・目的:量産性のある技術を使用し、低コストでシリコン基板上へのSiGeSiSn層形成技術の開発

・場所:大阪大学吹田キャンパス(大阪府吹田市山田丘2-1

・期間:2020 9 1 日から2023 8 31 日まで