陸前高田市に超軽量太陽光発電モジュール「Hane®Module」 を搭載した「EVソーラーカーポートシステム」を寄贈
2020.10.13お知らせ
当社は、自社で開発した超軽量太陽光発電モジュール「Hane® Module」を搭載した「EVソーラーカーポートシステム」を岩手県陸前高田市に寄贈いたしました。
陸前高田市は2011年東日本大震災の被災地で未だに復興途中です。今般、環境への負荷軽減および防災の観点から、自然エネルギーを利用するソーラーカーポートを設置することで、同市における復興事業の一助になる事を願い、寄贈するに至りました。(既に本年8月25日に竣工しております。)
寄贈したEVソーラーカーポートシステムの設備構成は次のとおりです。
①Hane® Module(36枚×230W=8.28kW) |
⑤V2H(1台) |
②カーポート(車6台分) |
⑥防犯カメラ(1台) |
③パワーコンディショナー(1台) |
⑦LED照明(3台) |
④蓄電池(4kWh×2台) |
⑧100Vコンセント(3箇所) |
通常時、発電した電気は蓄電池に充電され、高圧洗浄機、LED照明、防犯カメラで使用可能になると同時に、EVへの急速充電も行われます。
災害時は、蓄電池を非常用電源として活用でき、またEVに充電された電気はV2Hを介して敷地内にある三陸おもてなしレンタカーの事務所に送電が可能となり、携帯電話の充電等でご使用頂けるシステムになっています。
※三陸おもてなしレンタカーについて
三陸おもてなしレンタカーは、市を訪れる観光客やビジネスマンへ向けた二次交通手段として、また地域住民の交通課題解決などを目的にレンタカー事業を展開している。
環境に配慮し全車両EVのみを採用。災害時にはこれらのEVを非常用電源とすることで、電源の確保とBCPへの一助となることを目指している。
![]() 寄贈された「EVソーラーカーポートシステム」 |
![]() カーポート屋根に搭載されている「Hane®Module」 |