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社長年頭所感(要旨)

2021.01.05お知らせ


年 頭 所 感(要旨)

会社のミッション・ビジョンを共有し力を合わせてMX-PJTを完遂しよう

東洋アルミニウム株式会社
代表取締役社長 COO 楠本 薫

新年あけましておめでとうございます。

2020年は、新型コロナウイルス感染症拡大への対応に明け暮れた一年でした。当社グループの業績も、自動車用アルミペーストなどを中心に大きな影響を受け、環境製品関連や家庭用キッチン用品など一部の事業は好調なものの、グループ全体でみると厳しい結果となりました。コロナ禍で事業環境や働き方が大きく変わり、従業員の皆さんが強いストレスにさらされているのではないかと、非常に心配しています。

2021年に取り組みたいことは「安全」「MXPJT」「CSR」の3つです。

まず「安全」は、製造業として基本中の基本。特に製造部門では、現場で毎日のように注意喚起が行われていますが、改めて「絶対に事故を起こさない」という強い意識を持ってください。

次に、昨年4月から進めてきた経営プラットフォーム改革プロジェクト「MXPJT」の取り組みを加速させ、必ず結果に結び付けることが重要だと考えています。目指すのは、経営層と社員が会社のミッション(使命)・ビジョン(夢)を軸に一体となり、生産性を向上し、顧客にベストな提案をするチームになることです。

また近年企業には、利益を上げるだけではなく社会的責任「CSR」を果たすことが求められています。S D G sの中で当社グループが特に力を入れていくのは「ジェンダー平等を実現しよう」「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「働きがいも経済成長も」「つくる責任つかう責任」「気候変動に具体的な対策を」の5つです。今後私たちにも、製品を取り巻く環境を視野に入れて仕事をする意識が必要となります。

当社グループの強みは、昔から新規製品の開発意欲が高く、開発環境も整っていること。「独創力の東洋」「ユニークな発想力の東洋」と呼ばれる開発力を生かすため、2021年は安全と新規開発への投資を優先して行います。イキイキと働ける会社を実現するため、一致団結して進み、東洋アルミ本来の巡航速度を取り戻した上で、必ず皆さん一人ひとりに還元したいと思います。