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「バイオミメティクス技術を活用した超撥水型枠」が 「日本建築学会賞(技術)」を受賞

2024.04.23お知らせ

当社のオンリーワンノウハウである「トーヤルロータス®1の超撥水技術を応用した「バイオミメティクス技術を活用した超撥水型枠」が、2024419日に一般社団法人日本建築学会が設ける「日本建築学会賞(技術)」を受賞しましたのでお知らせいたします。なお、本技術は「アート型枠®2として商標登録されています。

1「トーヤルロータス®」は、ハスの葉が持つ疎水性の微細な凹凸構造を人工的に再現することで超撥水を実現する当社開発の技術です。製品詳細についてはこちらをご覧ください。
2「アート型枠®」は清水建設株式会社との共同開発です。

 

アート型枠®について

アート型枠®は「トーヤルロータス®」の技術を応用し、超撥水層を型枠表面に付与することで、気泡痕や色むらのない美しく高品質なコンクリートを構築する技術です。さらに、剥離性が極めて高く、コンクリートから型枠を取り外す作業の生産性向上にも貢献します。また、型枠の再使用の回数を増加させ、環境負荷低減やコスト抑制を実現します。

技術詳細や採用実績についてはこちらをご覧ください。

 

受賞理由

加工性や耐久性を重視する従来の型枠では得られなかった優れた効果が得られる独創的かつ画期的な技術であり、これを世界で初めて実用化したとしてアート型枠®は日本建築学会賞(技術)を受賞しました。

 

日本建築学会賞(技術)について

建築に関する学術、技術、芸術の進歩発達をはかるとともに、日本の建築文化を高める目的で、建築に関する特に優秀な業績を表彰するものです。日本建築学会賞(技術)は、近年中に完成した建築技術の中で、技術の発展に寄与し、優れた成果に結実した技術を表彰対象としています。

 

当社および清水建設株式会社は「アート型枠®」のさらなる活用に邁進し、建築、土木業界に普及できるよう準備を行ってまいります。

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