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バーチャル工場見学 アルミホイルができるまで

鉱石からキラキラの
“アルミホイル”ができるまでを教えるね!

アルミホイルって一体どうやってつくられているの?
アルミンが製造工程をご案内します♪

① ボーキサイト ▶ アルミナ

他社工程

② アルミナ ▶ アルミニウム

他社工程

③-1 鋳造(ちゅうぞう)

他社工程

③-2 アルミ板の圧延

他社工程

③-3 アルミ板の圧延

他社工程

④-1 アルミ箔の圧延

自社工程

④-2 アルミ箔の重合圧延

自社工程

⑤ 分離

自社工程

⑥ 熱処理(焼鈍炉)

自社工程

⑦包装・完成

自社工程

⑦包装・完成

自社工程

アルミニウムの原料は赤褐色のボーキサイ卜っていう鉱石なんだ。このボーキサイトを、水酸化ナトリウムで溶かしてアルミナという真っ白な粉を抽出するよ。
この方法を バイヤー法っていうんだよ!

アルミナからアルミニウムの塊をつくるよ。この塊をインゴットと呼ぶんだ!この時、大量の電気が使われているからアルミニウムは電気の缶詰って言われることがあるよ。

このアルミニウムのつくり方はホール・エルー法と呼ばれる製造方法で、なんと100年以上前からこの原理でアルミニウムは製造されているんだ。

インゴットを溶かして、圧延工程でのばしやすい直方体にしていくよ!この時に必要な化学成分の調整を行うんだ。

アルミは他の金属を少し混ぜることで、かたくなったり、のびやすくなったり様々な特徴をもったアルミ合金になるよ!
できた直方体のブロックをスラブとよぶんだ。

スラブに圧力をかけながら引き延ばして薄くするよ。
これを圧延(あつえん)というんだ。

最初のうちは熱をかけながら圧延(熱間圧延)して、途中からは加熱しないで圧延(冷間圧延)をするんだよ!

こうして出来上がったアルミの板を箔地(はくじ)と呼ぶんだよ。
箔地の厚みは1mmもないんだ。

こうして箔地になったアルミニウムをさらに何度も圧延を行って薄くするよ。
最終的には0.011㎜まで薄くするんだ。

これは髪の毛の1/3以下の薄さなんだ。圧延の速度は速いものだと時速60kmを超えるものもあるんだよ。

最後の1回の圧延は、アルミを2枚重ねて行うんだよ。これを重合圧延(じゅうごうあつえん)って呼ぶんだ。こうすることで、一度にたくさんの箔をつくることができて、厚みも薄いものができるんだよ。

この重合圧延によって、1枚のアルミ箔に光沢のある面とない面の2種類ができるんだ。

重ねてのばしていたアルミ箔を、ここで分離しながら決められたサイズに切断していくんだ。
異物混入を防ぐため独立した部屋で隔離して実施するよ。

この工程でアルミ箔に穴が空いていないか、表面が汚れていないかなどの品質検査しているんだよ!

アルミ箔表面についた油分をとりのぞいたり、硬さを調整して加工しやすくするために熱処理で仕上げていくよ。

これで家庭用アルミホイルの元材料が完成したよ。
これを加工工場へ送るよ!

アルミの元材料を家で使う大きさにカットしたら…
じゃ~ん!完成!!厳重な検査のあと包装されて、スピーディーにみんなのもとへ届けられるよ。

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